2006年11月07日
(第三話)もも子の声援
今年は全コースと給水ポイント、地形の起伏まで完全に頭に入っているため精神的にも楽だ。
5キロ給水ポイント、新里三叉路の手前。ここで充分に水を補給し急勾配の新里坂(ビラ)に挑む。
ここはかなりきつい、どれくらいきついかというと一般的な乗用車では2速でなければ登れない、源チャリだと思わず片方の足で漕いでしまうくらいキツい。
その新里ビラを登り始める。
両ももの筋肉がパンパンに張ってきた、足が動かない....調子こいてこの坂を甘く見ていた自分と対峙する。
三分の一程登ったあたりでチームメイトの桃原君に後ろから声をかけられる。去年チームをリードして走っていた彼を上回るペースで僕はここまで走っていたのだった。
彼に励まされ再び走り始める。しかし彼はあっさり見えなくなってしまった。
10キロのコースは新里ビラの途中左に折れてシュガーホールの方向へ戻るかたち、
下りに差し掛かると景色は一変、海や街並みが目の前に広がる。
白い山羊、ユキちゃんの声援『メェ〜ッ』(本当にいたんだってば〜)
続いて黒い牛、もも子の声援『モ〜ッ』(本当に、本当にいたんだってば〜!)
急な下りでかなり膝に負担をかけてしまったけど故障はない、ここから先ゴールまでほぼ平たんなコース。
ラストスパートだ〜!それ行け〜!
〈つづく〉
5キロ給水ポイント、新里三叉路の手前。ここで充分に水を補給し急勾配の新里坂(ビラ)に挑む。
ここはかなりきつい、どれくらいきついかというと一般的な乗用車では2速でなければ登れない、源チャリだと思わず片方の足で漕いでしまうくらいキツい。
その新里ビラを登り始める。
両ももの筋肉がパンパンに張ってきた、足が動かない....調子こいてこの坂を甘く見ていた自分と対峙する。
三分の一程登ったあたりでチームメイトの桃原君に後ろから声をかけられる。去年チームをリードして走っていた彼を上回るペースで僕はここまで走っていたのだった。
彼に励まされ再び走り始める。しかし彼はあっさり見えなくなってしまった。
10キロのコースは新里ビラの途中左に折れてシュガーホールの方向へ戻るかたち、
下りに差し掛かると景色は一変、海や街並みが目の前に広がる。
白い山羊、ユキちゃんの声援『メェ〜ッ』(本当にいたんだってば〜)
続いて黒い牛、もも子の声援『モ〜ッ』(本当に、本当にいたんだってば〜!)
急な下りでかなり膝に負担をかけてしまったけど故障はない、ここから先ゴールまでほぼ平たんなコース。
ラストスパートだ〜!それ行け〜!
〈つづく〉
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│尚巴志ハーフマラソン