2006年11月06日

(第一話)行って来ます!

11月5日(日) この日は朝から快晴。少し肌寒いなと思いつつ、車のトランクに荷物を積み込み、佐敷町シュガーホールへ。いよいよ尚巴志ハーフマラソン本番です。
午前8時半、報道陣や選手たちが見守る中、本大会の公式テーマソング『君の待つゴールへ』を演奏。

伴奏は佐敷中学校吹奏楽部の皆さん。秋晴れの爽やかな澄んだ空の下、とても気持ち良く歌う事が出来て、僕自身出走に向けての精神統一を図ることができました。
午前9時、ハーフマラソンスタート。続いて10キロの部、お揃いのチームSINGTシャツを着た5人の男たちが、遠慮がちに後方へ並びスタートの合図を待ちます。
緊張のあまり眠れなかったけど体調は万全、今年は集合場所にチームフラッグも掲げた、シューズも走るためだけの物を用意した。キャップも新品、後は走るだけ。
去年ボロボロで全く走れず、やっとの思いでゴールまでたどり着いた情けない自分の姿を思いながら体をほぐし、緊張を紛らわします。
スタート30秒前、デジタル式の電光時計が淡々と時を刻む中、ランナーたちは静まり返り、一本の緊張の糸で結ばれます。10秒前、みんなで合唱するかのように誰からともなく声が上がりカウントダウン、・・・5.4.3.2.1.
スタート!午前9時35分、短いかいようで僕にとっては長い10キロの冒険の始まりであります。
それでは、行って来まーす。

〈つづく〉


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