2006年09月27日

ヘンな沖縄語講座『よーい... トン!』

沖縄では、普段何気なく使っている言葉の中に、あれ?標準語ではこんな言い回ししないよ、だとか、単語自体が変化している物がある。

これらは確かに日本語の仲間であるのだが、もともとウチナーグチ(方言)では無いので、ここではあえて沖縄語、という区分にしたい。

今朝 新築工事の騒音で目が覚めた。
う~ん、ムニャムニャ・・・機械の音が女性の声に聞こえる。
そ~か~、ここんとこ溜まってるもんな~(何がよっ!)
などと思いつつ、よくよく耳を澄ませば、確かに女性の声だ。

ベランダへ出て外に目をやると、
ははあ~、保育園児たちが運動会の練習、声の主は先生だ。

元気よくかけっこ、先生の合図でいっせいに  『よ~い・・・・』
『とんっ!』

はあっ?今 とんって、、とんって言いましたぁ?

よーいドンが転じて生まれた沖縄語。
懐かしくうるわしき『よーいとん』

新種の美味しい豚肉ではない。
しかもこの『とん』の『と』は限りなく『ど』に聴こえそうで『と』にしかきこえない絶妙な『と』なのである。



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